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沖縄は相変わらず32℃
 暑いです。本日は9月25日。今月いっぱい沖縄滞在です。

 仙台からの連絡によれば、昨日は最高気温で17℃、今日の予想は15℃だそうです。

 全く、今年の気象状況は異常でしたね。ボイラーを焚くこの仕事は、暑い日が一番堪えますが、福井、仙台とも、辛い日々でした。夏に限れば、沖縄が一番快適でした。

 地球を人体に見立てると、そこに暮らす我々は、一つ一つの細胞、或いは寄生した細菌のようなものです。それを根底に今年の異常気象に思いを馳せる時、グレッグ・ベアという作家の書いた「ブラッド・ミュージック」というSF小説を思い出します。

 ある科学者が、人体細胞に遺伝子操作を施して、そこから起こる世界的な危機、というか、人類滅亡までの顛末を描いた古典SFの名作。意志を持ち、自分の存在を問い、また、情報交換というツールを使って飛躍的に仲間を増やしながら、やがて宿主の人体を抜け出て、世界そのものまで飲み込もうとする、知能を持った細胞のコロニー。人間自体は強制的に変態させられ、コロニーの共同意識に組み込まれていく。人体にある細胞の数は少なく見積もっても60兆。それらが単一の方向であるにせよ、別個の意識を持ち、そんな意識体がアメリカ2億人分出来上がると、観測者原理から、物理法則すらも変異していく。という恐ろしくも美しい物語です。

 ストーリーテリングの妙で、ノスタルジックな面持ちの小説です。だから神に近づいていく細胞の意識は美しく見えるほどで、カタストロフィーもこの形なら構わないか・・・と思ってしまいますが、その実、人類の末路は哀れです。

 細胞としての人類が、人体としての地球そのものを変態させるほど傷め付けた結果が、今年の異常気象だったという事態にならなければいいのですが・・・

 
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